転職軸を決めるにあたり、気を付けたほうがいいのは
視座を上げすぎないようにする
ということです。特に未経験の場合は。
誰しも自分にはポテンシャルがあって、どんな仕事でも活躍できるし
求められる人材である、と信じたいものです。
しかし、採用する企業側からしたら
なるべく経験者で、即戦力が欲しいと思うのが当然でしょう。
例えば、
今回の募集では欠員補充で1名欲しい
という事情で募集をしているのであれば
その時点で、未経験の人が勝負するのが難しくなります。
仮に未経験可(ポテンシャル採用)と書かれていてもです。
10人が選考を受けていて、10人とも未経験であれば
自分のポテンシャル次第で勝負できるかもしれません。
しかし、10人のうち5人が経験者だとしたら
その時点で、採用側は経験者の5人から1人選ぼう
未経験から他業界、他業種への転職を考えるのであれば
かなり厳しい戦いになることをあらかじめ覚悟しなければいけません。
もし、未経験から勝負をする覚悟ならば、事前準備をするべきです。
自分がいきたいと思う業界、業種、もしくは企業があるなら
まずはその求人票を確認しましょう。
そして求められるスキルや経験、内定可能性が高い人の要件をチェックします。
その要件に、現在の自分が当てはまらなければ
現時点で内定を勝ち取ることはかなり厳しいでしょう。
だからこそ、選考を受ける前に事前準備をします。
1年から半年くらいの期間を設けて
要件にあるスキルや経験、内定可能性の高い人材に自分がなればいいんです。
例えば、
【数字やノルマを追ったことがある人】
が必須要件だとしたら。
今の自分は数字もノルマも追ったことがない
もしくは追わない環境にいたとしても
自分で数字やノルマを設定して、
それを達成するためのアクションを起こせばいいんです。
職務経歴書にも記入していいでしょう。事実なのだから。
自己PRに「目標達成力」とか「コミット力」と見出しを作って
そのエピソードを端的に書きましょう。
それをやったとしても書類で落ちる可能性は大いにあります。
しかし、書類通過すれば面接でアピールできますよね。
「数字やノルマは求められてないけど自ら目標設定して仕事しました」
とか
「御社に見合う人材になるために、努力しました」と。
通過するか、しないかは置いといて
本当にそこに入りたいなら、それくらいの努力はしなきゃでしょってことです。
目標があるなら、そこから逆算して今の自分にできることはなんなのか
考えて行動にうつすのみです。
何も努力していないのに、
「ここに入りたいんです」「自分の市場価値を上げたいんです」
というのは高望みしすぎです。
まずは、謙虚に。
どうすれば自分は必要とされるのか
ということで色々書いてきましたが
最後の方は、転職というより部活の話みたいになってましたね(笑)
コメント