昨日のドラゴン桜、とても面白かったです。
「読解力」というのがキーワードだったように感じます。
走れメロスの要約で始まり、要約で終わる。そんな回でした。
要約で大切なのは、書き手、話し手が一番言いたいことを抽出するということですが
この力がまさに読解力と言えます。
そして、この読解力は生きていくうえで超重要な力と言えます。
相手が何を伝えたいのか、何を大切にしているのか
実際に、言葉や文字で表現していなくても、それを読み解かなければならない場面はたくさんあります。
私はこの読解力が転職支援をする上で超必須能力だと感じています。
30分~1時間のカウンセリングで求職者の希望を全て読み取るのは至難の業です。
だからこそ、相手が言いたいことを汲み取って言語化する読解力が求められます。
言葉を変えるなら
【行間を読む力】と言えるでしょう。
行間を読むとは、行間、つまり文章中には書かれていないけど、そこにどんな意味があるのか、どんな思いがあるのかについて想像をめぐらすということです。
書かれてないから、言われてないから、教わってないから、
と考えることを諦めてしまってはいけません。
優秀な人ほど、この【行間を読む力】に長けています。
なんで言ってないのに分かるの?エスパーなの?という人がみなさんの周りにもいませんか?実はそれはエスパーなんかじゃありません。それはずっと読書をしてきたとか、たくさんの対人経験をしてきたからこその圧倒的な読解力なのです。
つまり努力の賜物です。
経験が多いからこそ、様々なパターンが脳内に収納されていて、それを初対面の人にも当てはめることができるのです。
なんで初対面なのにこの人こんなに自分のこと知っているの?という人が現れたら、
読解力を極めてる人だと認識しましょう。
というわけで読解力についての話をしてきました。
今回は転職支援と結びつけましたが、
どんな仕事をしていても、生きる上で必須能力であることに変わりありませんので、
是非、この機会に読解力をつけてみてはいかがでしょうか。
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