言い回しの重要性

2020年1月のnoteより

仕事帰りコンビニに寄りました。

飲み物を買い外で一息ついていると

横で会話している人たちの声が聞こえてきました。

どうやら職人さんのようで

彼らの親方の話で盛り上がっていました。

そしてそれがめちゃくちゃ楽しそうでした。

会話の内容としては

親方の口がうまくて

思っていないことでもお客さんの都合に上手く合わせられるという感じでした。

そこから

話している職人さんが親方を慕っていることが

よく伝わりました。

これって伝える人によっては

親方は八方美人だ

って批判になりかねないと思うんです。

ですが、その方は

親方がいかに面白いか

を伝えていたんです。

これを聞いていて

近畿大の卒業式でスピーチをした

キングコングの西野さんを思い出しました。

これはかなり有名なスピーチでYouTubeでは

再生数が700万を越えています。

そんなスピーチの掴みとして西野さんは

相方の梶原さんのエピソードと

同期であるNONSTYLE石田さんのエピソードを披露します。

話始めは

今から悪口を言います

という感じなので

聞いてる側としては

これからけなすのかな？

と身構えるわけですよ。

しかしそんな不安とは裏腹に

彼らの話を面白エピソードとして披露したのです。

これに会場は大盛り上がりで雰囲気は良好でした。

先ほどの職人さんと西野さんに

共通しているのは

誰も傷つけていない

それどころか

その人が面白いという宣伝

をしているところです。

会話の技術もそうですが

相手を愛する気持ちも必要です。

私も人の前で発言する機会が多いですから

言い回しにはいつも気を付けているつもりですが

それくらいのレベルで常に話せるようにしたいものです。