【中学教師時代】なぜか教室にあった一冊の本

読書

今年の3月まで中学校の教師だった私。

自分が読んだ本を学級文庫として設置し、生徒たちにも積極的に読むよう促していました。

元々学校にある本も含めたら30冊くらいになっていました。

その本たちの中で一際異彩を放っていたのがこの本でした。


高校時代にしておく50のこと (心の友だち) [ 中谷彰宏 ]

最初はなぜ中学校にこの本?と疑問でした。

しかし、実際に読んでみると作者の中谷さんのエピソードはもちろん面白いんですが、

学生へのアドバイスがあまりにも偏見に満ち溢れていてそれも逆に面白いのです。

私は特に印象に残っているのが

「担任とはうまくいかない方がいい」

というアドバイスです。

どうやら中谷さん自身が当時の担任とうまく行かなかったそうなんです。

ですが、それが全ての学生に当てはまるわけではないのに言い切ってしまうところが面白いのです。

それ以外にも身も蓋もないアドバイスに満ち溢れているのですが、中学生にとってはこれから待っている高校生活をイメージするのにちょうどいいかなと思い重宝していました。

高校ってのは、中学校以上に自由でなんでもできる環境なんだ、という中谷さんの叫びが本から飛び出してきそうなくらいです。

この人は好き勝手言ってるな~

と読みながら思わず苦笑いをしてしまう本です。

中学校に置いておくことを私はおススメします。

 

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