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キャリア

あの時は良かった。

もっとこうしてれば良かった。

過去の武勇伝や、たらればを語る人はたくさんいます。

過去を思い出して、上手くいかない現実から逃避したり、余韻に浸ることは悪いことではないと思います。

しかし、過去を振り返っても生きているのは今という時間です。

もちろん過去も大切ですが、それ以上に大切にすべきは現在や未来です。

今回は過去を振り返るデメリットについて考えていきます。

過去を振り返ることの一番のデメリットは

いつまでも「今」を見られなくなることです。

ここでいう過去とは、数年前や数ヶ月前だけでなく、数時間前や数分前も含んでいます。

例えば、数分前に決定した社内でのプロジェクトに対して

もっとこうすれば良いのに

と考えている時点で過去にとらわれていることになります。

誰もが陥りがちな思考ですが、なるべく控えた方がいいでしょう。

しかし、このように自分が納得いかないことが決定したケースでも過去にとらわれてもいい場合があります。

それは

決定事項を覆すことができる

という場合です。

何らかの根回しがあって、決定後に確実に自分の納得できる方向に事を運べるのならそれで良いと思います。

なぜなら、それは今を生きていることになるからです。

過去の結果に執着しているけど、未来を変えるために今すべき行動ができていると捉えることができます。

しかし、これは誰もができることではありません。

覆すための権力があるか、コネがあるかという話になります。

ですので、大半の人は決定したことに対して抗えない状態になります。

そんな時は、早めに受け入れて行動するしかありません。

時間は止まることがありませんし、物理的にも自分の肉体を過去に残しておくことは不可能です。

しかし、思考だけは過去に置いていくことができます。

今を生きている肉体と過去を生きている思考ではアンバランスです。

こんな状態でいい仕事ができるわけはありません。

思考を過去に置いてけぼりにし続けると今起きていることに目が向けられなくなります。

今起きていることに目が向かない人には今すべきことは見えてきません。

今すべきことが見えない人は今を全力で生きることができません。

今を全力で生きることができない人には後悔と未練ばかりが残ります。

後悔と未練しかない人はたらればしか言えなくなります。

できればこの因果は断ち切りたいですね。

そして、因果を断ち切るためにできることはただ一つ

今を全力で生きることです。

今やるべきこと、今できることに全力を尽くしてください。

過去はもう変えられません。

しかし、現在の行動次第で

その過去を昇華することができます。

過去ばかり振り返り溜息をついている全ての人に言いたいことは

今を生きろ!

ということです。

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