先日本を買いました。
教育経済学者の中室牧子さん著
「学力」の経済学
という本です。
この本は、教育経済学者である中室さんが
データで表されることが少ない「教育」というジャンルを
データでぶった切っていく本です。(あくまで私の感想です笑)
教育現場にいた人は必ず共感できる
教師だけでなく生徒も共感できるはずです。
このルールってなんであるの?
とか
これって意味あるの?
ってことをデータによって答えまで導いてくれます。
例えばですが
子供にはご褒美をあげない方がいいのか
子供は褒めて伸ばした方がいいのか
暴力的なゲームをやると子供が暴力的になるのか
のようなメディアでも話題に上がることが
データによってその答えが記されています。
私は影響されやすい人間なので
早速、この本で得た知識を現場で生かしてやろうと燃えています。
思えば、生徒だった時に経験したことや
現場で導入されている仕組みって
データに基いてないことがほとんどなんです。
じゃあ何が重要視されるのかというと
経験
です。
教育現場では常識的な話ですが
冷静に考えるとおかしなことです。
そして、教育というのは
ほとんどの人が関わったことがあることなので
色々な方面からの意見が飛び交いがちです。
転職活動をしているからってこともありますが
過去の経験でしか物事を見極められないのは
とても弱いということを痛感しています。
どんな根拠があって、行動に移したのか
それが「経験」なのか「データ」なのか
あなたはどちらですか?
ちなみに、最近よく見る論破系の人は
「データ」で勝負してますよね。
で、だいたい論破される側の人が
「経験」のみに頼っています。
そして、こう突っ込まれます。
「それってあなたの経験ですよね?」
と。
まあでも、データだけ知っててもそれを生かしてないのなら意味ないので
データを知った上で、それを試し、その結果をデータ化し、更にそれを修正して試して…
の繰り返しが一番良いですかね。
データだけ知ってても
「データ知ってるだけですよね?実践したことあるんですか?」
と突っ込まれてしまいますから。
どちらの人にも突っ込まれないようにしたいところですね…!
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