IT用語の勉強~『株式会社SmartHRが125億円の資金調達』のニュースにて~

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~数日前のニュース~

株式会社SmartHRがシリーズDラウンドで約125億円の資金調達をした。日本には今年初めにユニコーンクラブ入りしたPaidyを含む5社のユニコーンが存在しており、SmartHRは日本で6番目のユニコーンとなった。

参照:https://thebridge.jp/2021/05/smarthr-becomes-unicorn

SmartHRの公式HPは→https://smarthr.jp/

このニュースを知り合いに聞いた私は

「凄いですね!」と言いつつも、その凄さがいまいち分かりませんでした。

その理由は明確で「言葉の意味をよく理解していなかったから」です。

このような方、多いのではないでしょうか

なんとなく話を合わせてるけど、実は意味を分かっていない

でも、そのままでは困りますよね

というわけで、今回は先ほどのニュースに出てくる言葉の意味を解説していきます。

それではもう一度先ほどの文章を見ていきます。

株式会社SmartHRがシリーズDラウンド(①)で約125億円の資金調達をした。日本には今年初めにユニコーンクラブ(②)入りしたPaidyを含む5社(③)のユニコーンが存在しており、SmartHRは日本で6番目のユニコーンとなった。

参照:https://thebridge.jp/2021/05/smarthr-becomes-unicorn

アンダーラインを3つ引きました。

今回は3つのテーマでそれぞれ解説していきます。

 

【目次】

①シリーズ、ラウンドとは

②ユニコーンクラブとは

③Paidyとは

 

①シリーズ、ラウンドとは

そもそもシリーズとかラウンドってなんだ?という話になりますが

それらはスタートアップ企業やベンチャー企業の資金調達時に用いられ、

ベンチャーキャピタルなどからの投資の段階を指しています。

それによって企業の成長段階が分かるということです。

では、それぞれどれくらいの資金額なのか

『社長さんが会社経営のために読むべき資金調達メディア』さんの記事

【資金調達のシリーズA・B・Cって何?投資ラウンドで考える最適な選び方】を参考に見ていきます。参照:https://syatyosan.com/entry/financing-series/

そもそも資金調達はシリーズAから始まります。(※シードは省略します。)

 

シリーズA(アーリーステージ)

『ビジネスモデルを確立する成長ステージ段階』を指していて、資金調達額の目安は

1000万円~3000万円です。

 

シリーズB(ミドルステージ)

『ビジネスが確立しつつあり、収益が伸びていく段階』を指していて、資金調達額の目安は

数億円~10億円前後です。

 

シリーズC

『スタートアップにおける最終投資ラウンド』を指していて、資金調達額は

数億円~十数億円以上です。

さて、ここまでは『社長さんが会社経営のために読むべき資金調達メディア』を頼りにしてきましたが、その記事にはシリーズCまでの説明しかなく。。。

なので『GLOBIS』さんの力を新たに借りることにします。

参照::https://globis.jp/article/7035

それによると

シリーズC以降のレイタ―ステージでは、明確にIPOを目指すことが増え、更なる業容拡大を目指していくことになります。IPOに至るまでには、シリーズD、シリーズE、、、と更なる資金調達をしていく場合もあるようですね。

①シリーズ、ラウンドとは~まとめ

というわけで、簡単に言えばシリーズはスタートアップ、ベンチャー企業の資金調達の段階で、それによって企業の成長段階が分かるということですね。なので『〇〇株式会社がシリーズ〇でさ~』という話題になったら、そのシリーズごとの資金額と成長段階は頭に入っていると良いですね。SmartHRさんが約125億円のシリーズDというニュースから読み取れるのは、いつIPOしてもおかしくないなとか、めちゃくちゃ資金調達してるやんけ。ということですね。

②ユニコーンクラブとは

ユニコーン企業とはよく聞きます。でも実際の定義は分かっていないです。そんな方も多いのではないでしょうか。ではユニコーン企業とは何かというと

創業10年以内で、企業価値評価額が10億ドル以上の未上場企業』のことを指します。

またテクノロジー関連の企業を指すことが一般的だそうです。

※参照:サブスクリプションラボさん

https://subscription-lab.com/column/start_up/1036/#:~:text=%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%B3%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E3%80%8C%E5%89%B5%E6%A5%AD,%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%80%8D%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

 

SmartHRさんは2013年設立、時価総額1700億円(16億ドル)、未上場、社会保険や雇用保険に関する手続きの自動化ということでユニコーン企業と言えますね。

②ユニコーンクラブとは~まとめ

「ユニコーンがさあ」という話題になったら、創業間もないのにとにかく半端ない会社だと理解しておけばなんとかなるでしょう。くれぐれも神獣の方を想像しないように気を付けてください。

 

③Paidyとは

今回はSmartHRが6社目のユニコーンに仲間入りしたわけですが、他の5社はどんな会社なのか、見ていきましょう。と言いたいところでしたが、様々な情報がありすぎて何が何やら分からない・・・なので今回はPaidyの紹介だけにとどめておきます。

Paidyとは

会社情報:株式会社Paidy

資本金:291億5058万6438円(2021年3月時点)※資本余剰金含む

代表取締役会長:ラッセル・カマ―

事業内容:あと払いサービス「ペイディ」

公式HPはこちら:https://paidy.com/

アプリダウンロードはこちらから:https://paidy.com/payments/

 

そうですねぇ。。。paypayとかはよく聞きましたが、paidyはあんまり聞いたことなかったですね。毎月の支払いを翌月の10日までにお支払いするというまさに後払いサービスですね。まだまだ私も知識不足です。。

③Paidyとは~まとめ

創業10年以上経ったり、上場した時点でユニコーン企業じゃなくなりますので、常にアンテナを高くしておく必要がありますね。ちなみに「〇〇っていうユニコーン企業がさあ」という話題に対して「〇〇は最近上場したのでユニコーン企業じゃないけどね!」なんて突っ込むと相手がかわいそうなので、誰もいないところで教えてあげましょう。

まとめ

今回は主に『シリーズ・ラウンド』『ユニコーン企業』という言葉の意味を調べていきましたが、知らない言葉は本当たくさんあります。知らないまま終わらすのではなく、調べて自分の知識にするのがやはり大切です。知ったかぶりをしていたらいつか恥をかいてしまいます。なので、その前に調べる!それが良いですね。



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