独学で教員採用試験に合格した話②

キャリア

前回の続きになります。

先生からのアドバイスを受けた私は

分析で出題傾向を把握してから勉強に励みました。

そして、一次試験に無事合格することができました。

今回は二次試験に向けて、どんな準備をしたかです。

一次試験合格に喜ぶ私でしたが

二次の準備も始めなければいけませんでした。

意外といけるんじゃないか?

とこの時は軽い気持ちでいました。

一次試験合格者は大学に報告をするように

と通知が来ていたため、大学に行き合格の報告をしました。

大学側は私がそもそも試験を受けていたことも知らなかったので

そうなの?!

と驚かれたのをよく覚えています。

そして、そこで初めて大学で試験対策をしていることを知りました。(自分が知らなかっただけ)

二次試験は集団面接もあるし

どうせならそこで練習しようと決め

大学の面接練習に参加しました。

私含めて10数人の参加者たち。

知り合いは数人程度でほとんどの人は初めましてでした。

そんな中でしたが、実践的な練習ができたことに感謝しています。

面接練習は本番と同じ5人横並びで行いました。

過去の質問や、でそうな質問に答えていくのですが

そこで言われたのが

良い答えだけでなく姿勢が大切である

ということでした。

背筋を伸ばすのはもちろんですが

違う人が答えている時に、頷いたり、体をそちらに向けることを教わりました。

協調性ということです。

そんな感じで一週間くらい参加させてもらいました。

やはり今まで孤独に勉強していた分、同じ目標を持った人たちと過ごすのは心強いなと感じました。

大学の面接練習と同時並行で

人事経験のある知り合いに自分でアポイントを取り

受け答えの指導もしてもらいました。

自信はあったものの、いざ練習してみると全然できない…

改めて練習は大事だと感じました。

そして、小論文は二次試験を受ける人たちから対策などを聞き、自分なりに文章を書く練習をしました。

あくまで私の感想ですが

一次の時のようにずっと机に向かわなくても良いので、気持ち的には楽でした。

自分なりに準備して迎えた本番当日

当日でしたが、直前に最終チェックということで

父に面接官をやってもらい、最後の模擬面接をしました。

そこで父から言われたアドバイスがあり、

ギリギリまで自己PRのブラッシュアップをして、尚且つ面接の攻め方を変えました。

本番では、充分力を発揮できたので良かったですし、これまで努力し続けた自分を誇らしく思いました。

また、アドバイスをくれた方々や、一緒に面接練習をした同級生たちや、私の息抜きのためによく飲みに誘ってくれていた人たちへの感謝の気持ちが溢れました。

晴れやかな気持ちと、1ヶ月後に出る合否への不安な気持ちでしばらくは落ち着きませんでした。

受かってるよな?手応えあったよな?でもなあ、落ちてたらなあ…

しばらくはこんな感じでした。

なんやかんやで合格発表当日です。

webでの発表だったので

時間になるまでずっと携帯を握りしめていました。

そしてあったのです。

自分の受験番号が。

この瞬間、叫びましたね。絶叫です。

うぉぉぉぉぉぉ

って。5分くらい(笑)

絶叫しながら親友に電話して

電話口でも絶叫してました。

しばらくして落ち着いたところで

試験が終わった後に感じた何倍も感謝の気持ちがあふれました。やはり。

みんなありがとう

ってなりました。

その時のことを思い出すと

今でも熱い気持ちが込み上げてきます。

半年とはいえ命がけで勉強しました。

そして周りの支えが本当に心強かったです。

またあんな思いがしたい

自分自身に誇りが持てる瞬間を味わいたい

そんな瞬間を色んな人に味わって欲しい

そう思って今も生きています。

 



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