今年3月に教師を退職しましたが、今でもたまに
保護者の方からご相談をいただきます。
部活のこと、学校のこと
やはり、多感な中学生ですので
どうやって接したらいいのか大人は悩みますよね。
私も現役時代に
「あなたの話なんて聞きたくありません!」
と生徒に言われへこんだこともありましたが、
だからと言って
その生徒を放置することはありませんでした。
その関係性のまま放置していても良いことはないですし
何より生徒のためになりません。
とはいえ素直になれないのが中学生です。
思ってもいないことを言ったり、
素直に感謝の気持ちを伝えられなかったり
自分の感情とは真逆をことをしてしまうなんてことは
ざらにあります。
だからこそ中学卒業後に
再会するとその成長に感動します。
学校という狭いコミュニティの中では
集団から弾かれたら終わり
というような恐怖が常にあります。
1人〇〇のような言葉は最近流行っていますが
子供にそれを求めるのは酷です。
子供たちのトラブルにどう立ち向かう
という問いの答えは
親身になる
これに尽きるのではないでしょうか。
もちろん解決しなければならないけど
どれだけ自分のために親身になってくれたか
結構この物差しで教師を測っている生徒は多いです。
正しいことを教えてくれただけの先生よりも
こんな自分のために一生懸命になってくれた先生
の方が思い出に残っているものです。
だとすれば特に指導歴の浅い教師はどうすべきか
というと
解決策を提示する
だけではなく
解決するためにどれだけ動いたのか
という行動面を見せてあげるべきでしょう。
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